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親族内承継

親族内承継

 20年前と比べると減っていますが、現在でも親族内承継が6割ほどがを占めており、地方に行くほど経営承継の中心になっています。関係者の理解も得やすいです。
 親族内承継においては、後継者教育は重要です。社内の各部門でのローテーションや社外での他社経験などを経て、一人前の経営者に育て、そして、多くの失敗や経験を積み重ね、何より信じて任せることが一番の方法です。
 後に後継者が困らないように、経営者個人が所有する事業用資産の譲渡も先代経営者の生前から計画的に行いましょう。これを先送りにすると、後継者が相続時にかなりの負担を受けることになります。相続のために個人資産を売却・・・なんてことにならないようにしたいものです。

 また、経営承継には物的資産に加え、人的資産や信用力も後継者に引き継がせなければなりません。信用力については、代替わりしたとたん金融機関から融資の早期返済を求められるケースがあります。これを避けるには経営者の個人的信用力に頼るのではなく、会社として『中期経営計画』や『事業承継計画』などを公表し、外部に対して自社の将来像をあらかじめ伝えておくことも必要です。