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経営承継対策

経営承継の流れ



計画を立てる
                 

現状の把握 @会社の状況 A経営者自身の状況 B後継者候補の状況 C相続時に予想される問題点
                 
後継者(承継方法)の決定
                 



計画を立てる


後継者が今後会社を経営していく上で重要なポイントが3つあります。

  • 経営の担当
    中小企業の場合、経営者個人の営業力や技術力が能力がかなり会社に大きな影響を与えています。そういう大きな存在ですので、経営者が交代すること自体が大きな試練になります。時間をかけていると会社の経営に支障が生じます。交代を円滑に行うこと自体が極めて重要です。
  • オーナー株主
    中小企業は、株式会社であっても所有者と経営者が一致しているというのが実態です。
    機動的な経営のためには経営者と株主とが一致するようにすべきです。特に創業者のようなカリスマ性を有していない後継者にとっては、株式などの法的な期限が重要な意味を持ちます。
  • 事業用資産の所有
    中小企業においては、経営者の個人資産が事業用になっていることもかなり多いでしょう。例えば、1階が工場になっていて2階が自宅になっているというようなことが多いと思います。社長の個人資産の平均的な内訳を見てみると、約70%が事業用資産のようです。仮に事業用資産が売却されては事業を維持できないこともありますので、事業用資産を維持するということが、中小企業の事業承継にとっては重要なことです。

経営承継の方法


  • 親族内承継
    身内での承継です。事業承継の方法は、株主を後継者に売却・生前贈与、遺言などで移転していくことが中心となります。
  • 企業内承継
    身内外の役員や従業員に承継させます。ファンドから出資を受けたり、金融機関から融資を受けたりします。
  • M&A
    (Merger & Acquisition)
    会社を売却することです。株主譲渡、事業譲渡、会社分割、合併などがあります